
電気代を節約するのにやめた方がいい事!
エアコンの消費電力最大は、起動から設定温度達成までの間にかかることが判明
NG行動1「エアコンの風量を『弱風』に設定する」
実はエアコンは、「スイッチを入れて起動してから室温が設定温度に達するまでの間」がもっとも消費電力が多くなります。
設定温度が「弱風」あるいは「微風」だと、起動してから室温が設定温度に達するまでに時間がかかります。つまり、結果的に多くの消費電力を使ってしまうのです。
おすすめなのは「自動運転」です。「自動運転」は、スイッチを入れてから設定温度に達するまでは「強風」で、そのあとは「微風」に切り替えるというように、風量を適宜調整してくれるモード。ですから、結果的に消費電力量が少なくなり、電気代を抑えることができるのです。ペットを飼っている場合など、「エアコンはつけっぱなしにしておきたいけれど電気代が心配」という場合も、節約のために……と「弱風」にしたくなりますが、基本は「自動運転」でOK。「自動運転」は家計の強い味方なのです。

NG行動2「エアコンのスイッチをこまめに切る」
ちょっと買い物に行く、といった短時間行動であればつけっぱなしのほうがかえって消費電力量が少なくて済むことも。大体30分ぐらいがひとつの目安になりますが、真夏の日当たりのよいマンションや真冬の一軒家など、スイッチを切るとあっという間に外との寒暖差が大きくなってしまう場合には、1時間以上留守にする場合でもつけっぱなしのほうがよいこともあるかもしれません。

NG行動3「古い家電を使い続ける」
経済産業省資源エネルギー庁のデータによれば、10年前の家電を最新の製品に買い替えた場合、エアコンなら約17%、冷蔵庫なら約40%消費電力の削減が期待できるとされています。

節電のための対策
対策1:エアコンの消費電力を削減するためには、「自動運転」モードを活用しましょう。このモードでは、エアコンが起動してから設定温度に達するまでは「強風」で運転されますが、その後は「微風」に切り替わります。風量が自動的に調整されるため、適切なエアフローで快適さを維持しながら消費電力を抑えることができます。
対策2:外出時のエアコン使用については、短時間の場合はつけっぱなしのほうが消費電力を節約できます。ただし、外との温度差が大きくなる状況では、長時間留守にする場合でもエアコンをつけっぱなしにすることが推奨されます。特に真夏や真冬の日当たりの強い場所では、快適さを維持するためにエアコンを適切に使用しましょう。
対策3:古い家電の更新も節電のポイントです。経済産業省資源エネルギー庁のデータによれば、10年前のエアコンを最新の製品に買い替えるだけでも約17%の消費電力削減が期待できます。同様に、冷蔵庫の場合は約40%の削減が見込めます。古い家電を省エネタイプに置き換えることで、長期的に電力使用量を削減することができます。
対策4:さらに、エアコン以外の節電対策も有効です。例えば、断熱効果の高い窓やドアを使用したり、室内の適切な断熱材を導入することで、エアコンの冷暖房効果を最大限に活かすことができます。また、電化製品のスタンバイ時の消費電力を抑えるために、電源を完全に切るか、省エネモードを使用することもおすすめです。
節電対策を継続的に実施することで、電力消費を効果的に削減し、環境にも家計にも貢献することができます。

